Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

何のために、数学を学ぶ?

 公式や解法の暗記が数学

 どの問題にも決まった解法がある

 解けるかどうかは運しだい

 数学ができる人は才能が違う

 

という印象を持たれがちな「数学」。

 

 社会に出て使うことなんてあるの?

 大人になって因数分解すること、ある?

 

という定番の「やらない言い訳」も聞き飽きました。

 

 数学ほど自由な場はないのに。

 それを知らずに生きていくだなんて、信じられない。

 

と私は思います。

 

正しく「定義」された数学語を使いこなせることは、世界中のどんな言語を話す人ともコミュニケーションをとれるということ。

真の国際語は、英語でも中国語でもなく、数学語。

それは間違いないでしょう。

 

「定義」や「公理」「定理」といった明確な基準に従って、真偽を判断でき、正しい手続きを踏めば、誰でも自由に、誰からも正しいと認められる世界を構築できます。

こんな素敵な場は、他にはありません。

 

 そういった思考パターン=数学リテラシー

 

を身につけることが、数学を学ぶ理由でしょう。

基準に従っての思考は「批判的思考」と言います。

日本語では、

 

 批判=悪口

 

という印象を持たれがちですが、それは違います。

 

 criteria=基準

 

に基づいて思考するのが

 

 critical thinking=批判的思考

 

です。

21世紀を生き抜くために大事なスキルです。

 

数学の学習を通じて、生きるための力を身につけてもらいたいな。