Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

ペルシャの青釉の碗

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12~13世紀の陶器で、イラン辺りで出土するもの。

見込みの瑠璃色の輝きと、周辺の緑・青・かせた黄色の中に描かれている幾何学模様。

驚くほど柔らかい陶器です。

割れたパーツをつないでいます。

 

同時代の中国・南宋では、瑠璃色で有名な曜変天目が作られています。

現存3点はすべて日本にあり、いずれも国宝。

3点が3カ所の博物館で同時に展示されたのは記憶に新しいです。

私は藤田のものを奈良博に見に行きました。

とても鮮やかな白っぽい輝きが特徴だろうと思います。

たまたま藤田美術館長の講演も聞くことができました!

 
曜変天目の輝きは、CD の虹彩と同じく、構造色らしい。光の反射で干渉が起きて、色が見えるというやつ。
ペルシャの瑠璃色は、どっちだろう?土中による化学変化?構造色?

いわゆる銀化というもので、化学変化なのではないかと思いますが、確証はありません。

 

結局のところ、美しければそれで良いのです。