何とも言えない独特の存在感。
鉛釉に銅を加えて酸化させて発色させたものだとか。
茶色は酸化鉄?
ガラス質の釉薬に鉛を混ぜるとは、まさにクリスタルガラスのよう。
バカラや江戸ガラス。
手持ちが重く、虹色の虹彩が現れる素敵なガラス。
それを陶器に塗って火に入れるなんて、よく思いついたものです。
そのコーティングにより、副葬品として埋葬された陶器が、いまでもその美しさを保っています。
銀化による作成当時には無かった景色も加わって。
出土品には、伝世にない魅力があります。
というか、私の持ち物は出土品ばかりだ・・・