Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

痕跡

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古美術の楽しみの1つ,それは,過去の痕跡が見つかること.

 

作られた当時の姿と,現在の姿は,大きく違っています.

鍍金が剥がれたり,彩色がとれてしまったり.

割れたり,日本刀なら研ぎ減ってしまったり.

土中していたら銀化もするし,火災にあったことが分かる銅の仏像もあります.

 

それでも当時の面影をどこかに見出すことができることがあって,そういう時はとても嬉しくなります.

少しだけ当時と対話できる感じでしょうか.

 

ということで,800年ほど前の不動明王のお顔から,赤色塗料(朱?)の痕跡を発見しました.

写真だとキレイに見えないですが,けっこう鮮やかです!

赤かったお姿が偲ばれます.