弥生式土器って,どんな印象ですか?
狩猟の時代に,ド派手な土器を作った縄文人.
アニミズム感がビッシビシと伝わってきます.
それに比べて,弥生時代は,稲作が広がって,定住して,すごく落ち着いたイメージでした.
でも,銅鐸や銅矛なんかを祭りに使っていたということを考えると,結構派手好きだったのでは?なんていうことも考えられます.
実際,弥生土器には地味なイメージしかなかったですが,形がキレッキレだったり,赤く彩色されていたり,けっこう素敵なものもあるんです.
これも,シャープな作りの弥生式土器.
丹塗りです.つまり,当時,赤く彩られた丹(に)が残っているのです.
白っぽい肌に,赤が映える.
高杯(たかつき・こうはい)という形です.
ただし,残欠・・・全体の半分弱.
完器ならどんなに素敵だろう,と想像しつつ,だったら買えないかな,とも(笑)
勾玉ばっかり置いてきたので,別のものも置いていこうと思います(笑)