Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

業務に人工知能を導入するときに,起きることは・・・

人工知能のこと,信じていますか?

私は半信半疑です.

だって,数式だけですべてのことを推定するなんて,できるわけがないですもの.

ですが,業務に導入できる可能性は,あちこちに潜んでいると思います.

要は,人工知能との付き合い方を学んでおかないと,これからの時代に生き残れないということ.人も,企業も.

 

人工知能の導入障壁について,経験も交えながら,少し書いてみたいと思います.

ブラックボックス

人工知能は,何らかの結果がどうなるかを判定するのに

 「原因と考えられる条件のデータ」+「結果のデータ」

から,数式を使って法則を見つけ出すものです.

数式は「枠組みを設定」するだけで,最終的にどんな式が得られたのかは,分かりません.

それが良さでもあり,批評家さんにとってのツッコミどころともなります.

誤診の存在

人の目で見たら,どう考えてもそういう結果にはならないだろう,というサンプルに対して,予想外の結果になるかも,と判定を下すことがあります.

そのような誤診の存在も,批評家さんにとってのツッコミどころとなります.

分かられてたまるか,という思い

類推系(売り上げ予想とか,人事での活用とか)の人工知能を業務に組み込むときは,必ず,批評家さんが現れます.

「機械なんかに,自分がプライドをもってやってきたことを,簡単に予測されてたまるか!?」という熱い思いがある方々です.

でも,そういう人たちでも見落としをすることはあります.

1人の視点ではなく,客観的で,複眼的な視点から推定するのが,人工知能.

人が完ぺきでないように,人工知能も完ぺきではありません.

でも,人には気づけない指摘をしてくれることもあります!

で・・・

粗探しは簡単.

良いところを見つけて,うまく付き合っていくのが大事.

(人との接し方と同じですね!)

仕事を奪うものではなく,仕事の幅を広げてくれるものとして,付き合い方を学ぶ必要があります.

 

その辺りを理解してもらうような啓蒙が,業務への人工知能導入時のポイントになるようです.

(要するに,私は,その点で苦労している,ということです・・・ホント,難しい)