例えば,ある会社用に
「退職しそうな社員を発見するAI」
を開発して,導入してもらったとします(架空の話です).
AIが「退職しそう」と判定した人には,上司が責任をもって対応します.
それによって,退職者を減らそうというのが目的です.
1)判定した人の中から退職者がたくさん出た場合
AIの精度がすばらしい,と高評価
2)判定した人の中からの退職があまり出なかった場合
2-1)全体の退職者が減った場合
AI導入による効果だと,高評価
2-2)全体の退職者は減らなかった場合
AIの判定精度が悪い,と低評価
2-2)にならないようになれば良いわけだから,AI開発は,けっこう楽ですね.
私の開発したAIが,勤め先で導入されました(退職者発見ではありません!).
どう評価されるか,楽しみです.
あと10日ほどで結果が分かります.