Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

弥生時代がアツい

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 アニミズム(呪術的オーラ)がビシビシ伝わってくる「縄文時代」

 

 

 多様な副葬品に魅了される「古墳時代」

 

の間にあって,

 

 なんだか地味な「弥生時代」

 

という印象ですが・・・

 

青銅器が輸入されて,国産化された時代(材料は輸入か?).

 

 銅剣(どうけん),銅矛(どうほこ),銅戈(どうか)といった武器型のもの,

 銅鐸(どうたく)という釣鐘型のもの

 

実用的なものから,変化して,巨大化して,派手になります.

が,作りは手抜きで,雑になっていくという同じ変化をします.

最終形態の弥生時代青銅器は,使い物にはならないサイズ感から,儀式に使われた祭器と見なされるわけです.

 

それと,銅鏡.

卑弥呼の鏡としても有名な,三角縁神獣鏡.

中国の漢の時代のもの.

金印に書かれている「漢委奴国王」の「漢の国」が支配した時代の中国のものです.

 

さらに,同時期に鉄器も入ってくる.

持ち手の先に輪っかの付いた素環頭大刀など.

その後,鉄製品の製造法も日本で独自の進化を遂げ,日本刀につながっていきます.

 

そんなこんなで,大きな変化が起きたのが弥生時代.

占いにもとづく「権力」の体制が整い,大陸との交流による文明開化.

そんな時代です.

 

縄文土器のような奇抜なデザインはないですが,シャープでモダンなデザインが生まれたのが弥生時代.

写真の弥生土器からもそんな雰囲気が伝わってきませんか?

白っぽい土に,朱などを塗って,赤く彩っていたのです.

残欠ではありますが,弥生オーラを感じることができます.

 

実は,裏から見たら面白いので,またそんな写真も紹介しようと思います.

 

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