Mr.∅の数学と古美術

数学講師が語る数学と古美術、「数学語」・「数学的文法」で日本の数学教育を変えたい!

「先生」という仕事での在宅勤務について

在宅勤務

昨日から在宅勤務(テレワーク)が始まりました.

社内の連絡用にメールやzoomなどが使えます.

 

今日からは,在宅でも社内の回線にアクセスできるようになりました.

 

まぁ,事前にたくさんダウンロードしていますから,在宅勤務になってもやることは持って帰っています.

 

うちは,タイムカードの打刻のようなことはやっていないので,在宅勤務は(そうしようと思えば)サボりたい放題です.

時間も通常の勤務時間にせよ,といった決まりもないので,8時間,会社のことをすれば,あとは自由だ,ととらえています.

 

今日は,お昼ごはんを買いに行くついでにホームセンターに寄り,ホワイトボードを買ってきました.

いざとなれば,zoomで自宅から授業を配信できるように.

(本当にやりたくないですけど,万が一のときのための備えです)

 

いま流行りのオンライン授業

zoomとかを使って,色んな先生がやっています.

双方向のオンライン.

もともと会議用のツールであるzoomですから,授業で使うにはけっこう工夫が必要です.

妙なグダグダ感があるから,気心知れた相手でないと,成立しない感じがします.

 

事前に教材を作って授業するとか,やっている人もいますけど,正直,無意味だと私は思うんです.

先生が張り切れば張り切るほど,生徒は冷めた目で見る.

昔も今も,変わっていません(笑)

先生の自己満足のために,これまでの教育はあるのです.

 

管理がなければ教育でない

こんな状況になっても,先生という人は,生徒を管理したがります.

宿題を出して,それを在宅でどう管理するか考える,みたいな.

 

「自律学習のきっかけを与える絶好のチャンス」

 

と思って欲しいな.

こんな機会は,二度と来ないのに.

先生がテキトーにやるからこそ,生徒は自由に勉強できるんですよ.

結局のところ,先生は,生徒のことを信じていないんですね.

 

あるいは,親が,管理を先生に求めるのか.

型にはまった子供を育てたいんですね.

テストで点をとれる優秀なお子様.

「こうあるべきだ」を押し付けなくても,子供は育つと思うんですけどね.

 

そうそう,生徒が議論できる場を提供する,とかは工夫すべきです!

そこで,変な状況にならないかを見守るのは先生がやっても良いかな.

 

オンラインvs映像

一方で,映像を作って配信している先生もいます.

先生の鑑ですね(もちろん皮肉です).

 

私にはそんなことをやるつもりは,一切ありません.

優れた映像がたくさんあること,知らないんですかね?

それとも,

 

 「俺の生徒にジャストフィットする動画は,俺にしか作れない」

 

とか思っているんでしょうか?

マジで迷惑ですよね,生徒さんは.

そんな暇があったら,「この動画がオススメだから,これを見ろ」と言ってくれる方が,よっぽど嬉しいですよね.

 

学校としての「単位」とか,関係あるんですかね?

先生の作った動画なら,見ると授業を受けたことになる,みたいな?

ドワンゴのN高のような学校ならそうでしょうが・・・

その辺は分かりません.

 

ということで

生徒がアドバイスを求めてくるようなら対応してあげたいですけど,

そうじゃなかったら放置するくらいの度量が必要になってきたと思います.

 

「時代の先取りだ」と先生がオンラインや動画で必死になればなるほど,

間違いなく逆効果になります!

 

「それ,すでに遅れてますから!」

 

ってことです.

こういうときにしかできない勉強を,生徒たちがやれるように

環境だけ整えてあげられたら良いなと思います.

 

数学で言うと,

 ・どれだけ時間をかけても良いから,問題を考えてみる(定型でないもの)

 ・既習範囲の教科書を読んでみて,書かれていることの細かい部分にまで

  目を凝らし,なぜこう書かれているのか?などを考える

とか.

生徒の詰まり具合に応じた「選択肢の提示」や「問いかけ」が出来たら良いな,と思ったり.

でも,大人数の対応は難しいから,そういうのをやってくれる人工知能を作るとか.

 

生徒と会えない,授業できない.

先生の「在宅勤務」は,手足をもがれたようなもの.

料理させてもらえない調理師,外回りできない営業マン,などと同じ.

 

自らの存在意義,価値を考えてしまいます.

そういうのを破壊してしまいましょう!!