出願の始まった大学入学共通テスト.
もうセンター試験は無いのですよ.
以前の私の予想通り,多くが第一日程で受験しそうです.
さて,実際のテストについて.
記述がなくなって,センターと大きく変わらないんでしょ?なんていまだに思っている受験生や先生は居ないと信じたいですが・・・
変わらないで欲しいと願い,それが「変わらないはず」という思い込みになり,試験後に「こうあるべきではなかった」なんて言う先生も,まだ居るかも知れません.
たぶん,大きく変わりますよ.
平均点はぐっと下がって,標準偏差は大きくなります(差が付くということ).
「こんな点で出願できるの?」という相談が殺到し,
「とりあえず,リサーチ結果を待とう」という先生の声が各所で聞かれるでしょう.
やはり,第一日程で受験するに越したことはないと思います.
さて,共通テストでこれまでの学力観が崩れるかもしれない.
どれくらいの影響があるのか?
「センター試験であったらこうなる」を推定しておき,その結果とどう違うかを分析することが考えられます.
種々のパラメータを設定し,どの要素がセンター試験と共通テストの違うを生むのか.
そういう未知のものを分析するには,統計的な手法よりも,ランダムな法則を頑張って探し出す(作り出す?)方が良いですね.
そういうときに使えるのが,人工知能.
秋の模試シーズンを前に,久々に人工知能を開発しました.
今年の受験生に活用するのは難しいですが,次の世代の育成には色んな活用ができそうです.
細かいことは守秘義務があるので書けないですけど,けっこう面白い結果が得られそうで,ワクワクしています.